生駒に暮らす人や興味のある人がゆるやかにつながる、まちの交流会「つどい」。今回は、一級建築士として、住まいをつくる金井亮さんに話を聞きます。参加者それぞれの視点で気になったことを自由に話し、心地よい時間を過ごしましょう。

※申込みは締め切りました。ご応募いただきありがとうございました。

マイホームを手に入れること。それは、多くの人にとって、一生に一度のライフイベントであり、大きな決断のひとつです。

「どうやって家を選べばいいのだろう」「お金がどのくらいかかるのか分からない」。失敗しないように、慎重に検討したり戸惑ったりしながら理想を追い求めているうちに、いつの間にか月日が経つこともあるようです。

「住まい探しは、何から始めたらいいのか分からない」
「新築か中古住宅のどちらにするか迷っている」
「リノベーションに興味がある」
「いつか自分の住まいを手に入れたい」
「移住先に生駒市を検討している」

そんな人に参加してもらいたい集まりです。

今年の3月、近隣から真弓に引っ越した、金井亮さん。当初は、新築戸建を検討していましたが、あえて中古物件を選び、リノベーションをしました。

金井さんが家を探し始めたのは、2022年の1月ごろ。「子どもが大きくなる前に」と、半年以内の購入を決めていました。
「住まいや土地選びに大切なのは、いつまでに買うかと予算を決めること。家族でコミュニケーションをとり、理想の暮らしを描きながら、予算内で取捨選択をすることがコツです」と金井さん。

金井さん家族が何度も話し合った結果、最優先したのが、子どもの小学校区を変えないこと。決めた時期までに土地を探して、見つかったところがご縁と考えていたそう。

そこでたどりついたのが、真弓にある築35年の中古住宅でした。
「フルリノベーションをするのは、予算的に難しかったんです。そこで、どこまで改修して、残りの予算でどこに力を入れるのか考えました」。

今では生産できない建具や木材などが、オマケで付いてくるのも中古住宅の良さ。金井さんの場合は、階段や窓のサッシ、広縁などはそのまま残しています。
余った予算で、オーダーメイドのソファや靴箱など、こだわりの家具を購入しました。

聞き手は、いこまち宣伝部の、いぬぶしみほさん。「『家を持つ』と一 言で言っても、さまざまな情報や選択肢があって、調べれば調べるほど何が正解 なのか分からなくなってしまいます。金井さんのお話を聞いて、これからの家族 の生活を改めて考えるきっかけにしませんか」と、いぬぶしさん。

今回のつどいは、金井さんのご自宅のリビングで開催します。金井さんがリノベーションでこだわった部分や庭を見学・解説してもらえる時間もあります。
自分や家族が、心から幸せを感じることができるのは、どんな家なのか。
理想の住まいについて、みんなで自由に話しましょう。

【だいたいのタイムスケジュール】
10:00-10:20　オープニング
10:20-11:00　金井さんと、いぬぶしさんのトーク・自宅見学
11:00-11:40　会場を交えたクロストーク
11:40-12:00　感想共有・記念撮影・クロージング

【話し手プロフィール】

金井亮 さん
生駒市出身。奈良を拠点に、注文・店舗・オフィスなどの建築設計を行う建築設計事務所「and design株式会社」代表取締役社長。一級建築士。市の空き家対策の取組「いこま空き家流通促進プラットホーム」携わる。

【聞き手プロフィール】

いぬぶしみほ さん
2019 年から生駒市在住。平日は会社員、休日はいこまち宣伝部の活動に参加。食・科学・子供をキーワードに市内のイベントを探索中。「美味しいごはんがあれば人は幸せになれる」と信じてやまない食いしん坊。いこまち宣伝部6期生。

■中古住宅をリノベーションして理想的な暮らしをしている家族を紹介「いこまのすまい」はこちら。
■金井さんに聞く、理想の住まいの見つけ方のトピックスはこちら。

■これまでの「つどい」レポート
つどいvol.9　わがままじゃない？ささいなことから変える私の選択肢
つどいvol.8　授業作家と考える、失敗をおもしろがる力
つどいvol.7　うつわ屋さんと学ぶ、うつわのはじめ方
つどいvol.6　アウトドアの達人に聞く、生駒山の楽しみ方
つどいvol.5　ひと工夫で変わる、豊かな暮らし
つどいvol.4　はじめしょう、「庭」とのお付き合い
つどいvol.3　暮らしに寄り添い「無理なく」はじめる
つどいvol.2　「学校に行きたくない」との向き合い方
つどいvol.1 　面倒なのも楽しい？自然と共生した暮らし
つどいpre#03　なんかわからん店を語る夜
つどいpre#02　タンバリンを奏で、固定観念を捨てる夜
つどいpre#01 異色の編集家と考える『ささるアイデア』