good cycle ikoma

【レポート】つどいvol.4「はじめましょう、『庭』とのお付き合い」

生駒を楽しんでいる人や知り合いたい人が顔を合わせて、ゆるやかにつながる交流会「つどい」を11月19日(土)に開催しました。

話し手に、植物を使って緑のある空間をデザインする「ランドスケープデザイナー」の清野陽介さん(以下、清野さん)。聞き手に、ローカルデザイナーとして活動するいこまち宣伝部6期生の勝山浩二さん(以下、勝山さん)を迎えました。

場所は、清野さんが庭のデザインを手がけたdesign farm DRiP。これから庭づくりを考えている人、ベランダを簡単な庭にしている人、民泊を運営している人、DIYが趣味な人、染織家など、多様な人がつどいます。
まず、ランドスケープデザイナーの仕事を掘り下げます。空間の使い方から植木の剪定など、一貫した庭づくりをする清野さん。現地で打ち合わせを行い、会話を通じて暮らし方や人となり、家全体が醸し出す雰囲気を感じ取り、デザインするそうです。

勝山さんから庭づくりのポイントを聞かれると、「テクニックよりも、やる場所の条件整理が大事です」

「建物は完成したら終わりですが、庭は維持管理を踏まえてデザインするので、メンテナンスが大事。家の建て方や生活スタイル、日照、地面の状況など、どのくらい手入れに時間をかけられるか、この場所に必要なのかどうかを考えることが大切です」と清野さん。「ビジョンを描いた方が、植物と向き合いやすくなるかもしれませんね」と勝山さん。

清野さんお話の後は、DRiPの庭を見学。

 

建物の入り口が分かりやすいように導線を作ったり、植木の高さを利用して物置を隠したり、工夫している点を共有します。

見学の後は、自己紹介。庭との向き合い方、庭の現状や理想を話し合います。

 

「広すぎる庭を持て余していて、どこから手を付けていいか悩んでいる」
「庭の背景がコンクリートなので、見栄えが悪く、改善点を探している」

それぞれの想いを話した後は、自宅の庭の写真を見せ合いながら、アイデアを出し合います。

 

「庭が北向きなので日当たりが悪く、花が枯れてしまうときはどうしたらいいですか」という質問には、「彩のある葉を植えるのも良いかもしれません。花が枯れても、実をつけたり、色合いが変化したりする植物もあるので、季節の姿として楽しむのも一つですね」と清野さん。
「全体に日が当たる庭は少ないので、パッチワークを作るつもりで、多様な植物を置いて、トライ&エラーを繰り返すことが大事」というアドバイスにメモを取る人も多く見られました。

「さらに大事なのは、庭のパート分けをすること。年1回、月1回、毎日触る、ほとんど触らないエリアを分けて、管理の頻度を決めます。現実的に取り組める範囲が分かることで、無理なく庭づくりが楽しめるのではないでしょうか」と話す清野さんに、「庭の形をどうしたいかよりも、その一歩手前にある生活や環境を踏まえて、家の外でやってみたいことから始めてみても良いかもしれないですね」と勝山さんが応じます。

「まずは、椅子が置ける場所を作ってみてください。座ると見える景色も変わります。何もしなくても、少しずつ庭にいる時間が増えることで、そこから付き合いが始まっていくと思います」と清野さんの言葉でつどいは終了しました。

参加者からは、
「実例を見ることができ、無理をしない付き合い方のアドバイスも聞けたので、刺激がたくさんありました。整理して取り組みたいです」
「庭の考え方が前向きに変わりました。向き合う時間を増やしたいです」
「日陰に多様な彩りや形の葉を植えてみようと思います」
「手つかずの庭を触って、自宅をもっと楽しみたいです」
といった感想が寄せられました。

参加いただいたみなさま、話し手の清野さん、聞き手の勝山さん、ありがとうございました。次回は1月に開催します。ぜひ参加してください!

写真撮影:いこまち宣伝部6期生 中村京子

■これまでの「つどい」レポート
つどいvol.3 暮らしに寄り添い「無理なく」はじめる
つどいvol.2 「学校に行きたくない」との向き合い方
つどいvol.1  面倒なのも楽しい?自然と共生した暮らし
つどいpre#03 なんかわからん店を語る夜
つどいpre#02 タンバリンを奏で、固定観念を捨てる夜
つどいpre#01  異色の編集家と考える『ささるアイデア』

2022.12.09 UP

いいサイクルはじめよう、いこまではじめよう

いいサイクルはじめよう、
いこまではじめよう

mail

あなたのグッドサイクルを教えてください