good cycle ikoma

【レポート】副業という選択肢

10月14日(金)、スタイリングウィーク「趣味や得意から見つける 副業という選択肢」を開催しました。

場所は生駒駅前図書室の中庭テラス。ゲストに、書店員として働きながら各地の一箱古本市に出店するデイリーマザキさん(以下、マザキさん)と、都市開発事業のコンサルタントをしながら月に1度市内でクラフトコーラを販売する田村康一郎さん、司会にローカルを楽しむプロの若狭健作さんを迎えました。

はじめに、2人から副業を始めたきっかけを聞きます。

一箱古本市とは、その地域に点在する店の軒先を借り、店前で一箱の古本を販売するという、誰もが自由に参加できるイベント。マザキさんは、大手書店員として働くうちに「自分が面白いと思ったお勧めの本を売りたい」と思うようになり、一箱古本市へ出店しました。
一方、田村さんは、普段テレワークで利用しているカフェのオーナーの力になりたいという思いから、店舗でクラフトコーラの販売を始めることに。

その後3人のクロストークでは、それぞれの副業について深堀りしながら、参加者の質問に答えます。

「副業を始めるには何からすればいいか」という質問には、「ゴールは決めず、小さなきっかけから始めたらいいのではないでしょうか。自分の興味のあることから、まずはやってみるのがいいかもしれません」とお2人。
一箱古本一で全国を飛び回っているマザキさんは、本を売った分で少し安く現地に行けて、本好きの人と交流したり、田村さんは月に一度のクラフトコーラの販売のほかに、地域活動として「公園にいこーえん」の活動をしたり。

「2人は、本業以外にお金を稼ぐ手段としての副業でなく、本業の他に自分がやってみたいことを副業としています。副業を始める第一歩はみなさんが想像しているよりも軽やかでいいと思います」と若狭さんがまとめます。

ゲストと参加者との距離が近く、終始和やかな雰囲気でした。イベント終了後には、お互いの連絡先を交換するなど交流する様子も。
参加者からは、
「副業をより身近に感じることができた」
「難しく考えず、一歩を踏み出してみると自分の世界は変わるんじゃないかと知ることができた」
「自分の人生を豊かにするために何かを始めてみるのは良いのではと思った」
など、副業に対しての捉え方が変わり、人生や暮らしを豊かにする選択肢を知って、前向きになれたといった声が寄せられました。

【スタイリングウィーク2022レポート】
2022年10月4日 子育て用品を地域でシェア
2022年10月9日 マーケットでまちを変える
2022年10月14日 副業という選択肢
2022年10月16日 生き方の新しい軸を見つける
2022年10月22日 人のこころにささるコピーライティング
2022年10月22日 小さくても面白い仕事「ナリワイ」
2022年10月23日 職人に学ぶ、はじめてのDIY
2022年10月29日 脱サラ農業のあれこれを語る
2022年10月30日 新感覚SDGsスポーツ「プロギング」

2022.11.29 UP

いいサイクルはじめよう、いこまではじめよう

いいサイクルはじめよう、
いこまではじめよう