【レポート】職人に学ぶ、はじめてのDIY
10月23日(日)に、南コミュニティセンターせせらぎで、スタイリング・ウィーク「住まいに手を入れる 職人に学ぶ、はじめてのDIY」を開催しました。
講師は、市と連携し空き家の売却・賃貸を支援する「いこま空き家流通促進プラットホーム」に参画している建築士と職人の方々。
「将来、家を購入しリノベーションして住みたい」「自宅を改修したいが、一歩を踏み出せずにいた」など、中古住宅やDIYに興味を持つ10代~70代の参加者に、方法やコツを共有しました。
まずは、建築士の寺岡春恵さんが、事例を交えながら中古住宅の魅力や活用方法を解説。
「2つの部屋をつなげればリビングが広くなる」「玄関の場所も変更できる」など、改修方法次第で新築でなくても理想の間取りに近づけられることが紹介されました。
その後、大きな石膏ボードを壁に見立ててクロス貼りと漆喰塗りにチャレンジ。
クロス貼りのポイントは、ジョイント(継ぎ目)と枠からはみ出した部分のカットです。
参加者は「ジョイント部分の裏に下敷きテープを貼ってから切ると壁が傷つかない」「時間とともにクロスが収縮するので、枠の内側より1mmほど長めに切るとよい」などのアドバイスを受けながら、丁寧に作業していました。
漆喰塗りでは、初めてコテを使う人も多く、「全然、うまく塗れへん」「めっちゃムラができてしまう」などの声が聞こえてきましたが、グループごとに違って味のある仕上がりになりました。
2つの体験が終わると、職人の方々への質問タイム。
「元のクロスを剥がしてから新しいクロスを貼るべきでしょうか」という質問には、「上から重ねると剥がれやすくなります。壁を傷つけないように注意しながら元のクロスを剥がし、新しいクロスを貼りましょう」とアドバイス。
他にも、リフォームの相談やDIYの実践を想定した質問がたくさん出ました。
終了後のアンケートでは、
「子どもも一緒に楽しめた」「プロに直接困りごとの対処方法を聞けて良かった」などの感
想や、参加者の全員が学んだことを試してみたいと答えてくれました。
本市では、これからも中古住宅やDIYに関するセミナーや教室を開催していきます。
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2022.11.29 UP