10月16日（日）、市役所の会議室で開催した講座は「生き方の新しい軸を見つける」。
ゲストには、オムロン㈱イノベーション推進本部のシニアアドバイザーとして活躍される竹林一さんを迎えました。

いこまち宣伝部4期生のあゆみさんのレポートで振り返ります。

オムロンで新規事業や構造改革を実践されてきた竹林一さん、通称しーさんの講座に参加してきました。
前半1時間ほどのしーさんのお話は、おもしろくて一瞬。でも、手元のノートはびっしりで、こんなにも「メモしときたい！」の連続でがんばってしまうことはあまりありません。
専門的な概念を誰もがわかりやすい単語や例えに置き換えて話されるから、腑に落ちる感覚がありました。

イノベーションを起こすには起承転結それぞれの人材が必要っていうのもキャッチー。
起…0から１を仕掛ける人
承…０から1を構造化してグランドデザインを描ける人
転…効率化し、リスクマネジメントする人
結…最後にきっちりオペレーションする人

いわゆる巻き込む人は起承、巻き込まれる人は転結。
さて、そもそも1911年にシュンペーターという方が言ったところのイノベーションとは「もとあるもの同士を結合させて新しい価値をつくること」だそう。
精神的な豊かさを求める現在の「最適化社会」から、今後は自分にあった価値を選び、それぞれが幸せをコントロールする「自律社会」へと向かっていくそう。そんな時代を私も明るく生きていきたい。

そのために、圧倒的な「結」として巻き込まれ型の自覚があるからこそ、巻き込まれる側なりの準備をしておこうと思います。
巻き込まれるための4つのコツ
・徹底的に自己開示
・暇そうにニコニコしておく
・好きなことを見つけておく
・巻き込み型の近くに陣取る
すごく共感。他にも、当たり前だけど知らないものや自分の中にないものは使えないし、結びあわせることはできません。だから、興味関心のポケットを増やすこと。そして、知るために動くこと。動き出さないと始まらないのです。
必要なのは、コミュニケーションとモチベーション‼︎

お話のあとは、質問もたくさん。グループでの対話を経て、
「積極的に巻き込まれ、そこから感じたものや見つけたものを自分の軸にしていきたい」
「40代で自分の人生を見つめなおしたくて参加した。生駒は暮らしやすいまちといわれますが、自分から求めると人と出会いやすいこともその要因だと思いました」
「違うタイプ、違う年代、違う考えの人と話すことを当たり前にしていきたい」
など感想が共有されました。

枠に縛られず、人と話し、興味を広げたら、自分の可能性はまだまだ伸びることに気づく時間となりました。

写真撮影／いこまち宣伝部7期生いそっち

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