生駒を楽しんでいる人や興味のある人が顔を合わせて、ゆるやかにつながる交流会「つどい」。
今回は、植物を使って緑のある空間をデザインする「ランドスケープデザイナー」の清野陽介さんに話を聞きます。参加者それぞれの視点で感想や気になったことを自由に話し、心地よい時間を過ごしましょう。

※申し込みは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

vol.04 はじめましょう、「庭」とのお付き合い

【とき】2022年11月19日(土)10:00～12:00
【ところ】design farm DRiP
【定員】15人(抽選制)
【参加費】無料
【話し手】清野陽介さん
【聞き手】勝山浩二さん

春は始業式、夏はプール、秋は遠足に運動会…。子どもの頃は、四季の移ろいを感じるイベントがありましたが、大人になると忙しい日々に追われ、変化に気づく機会が少ない人もいるのではないでしょうか。

そんな日々の中でも「家の庭」は、季節の変化を身近に感じられる空間です。気がつくと草が生い茂っていたり、どこから手を付けていいか分からなかったり、手入れが大変なイメージを持つ人も多いはず。
今回のつどいは、ほど良く庭づくりを楽しみ、居心地の良い空間にするためのコツを話し手の清野さんから聞きます。

清野さんのアトリエ兼自宅があるのは、高山町の獅子ヶ丘。
庭には、多種多様な植物・樹木やツリーハウス、雨水を利用した池があり、四季折々の顔を見せてくれます。
気持ちよく過ごせる場所にするために、試行錯誤しながら12年かけて整備しました。

整備前の清野さんのお庭

「庭と向き合う時間は人それぞれ。できる範囲で庭づくりを楽しんでほしいですね」と清野さん。

「庭づくりのコツは、毎日見ることと居ること。トライアンドエラーを繰り返して、手に負えない庭にしないことが大事ですね」と清野さんは話します。
野菜を植えたり、遊び場を作ったり、庭で過ごすきっかけを作ることで、愛着が生まれ、草刈りや土いじりが楽しいものに変わっていくそうです。

植物のサイクルはほとんどが1年。「花が綺麗だ」と感じても、次に咲くのは翌年です。
「何を植えようか」「どんな庭にしようか」と深く考えるよりも、まずはできることから始めてみましょう。

「庭いじりを前向きに楽しみたい」
「自然に包まれる心地よさを生活の中で感じたい」
「四季を楽しみ日常を豊かにしたい」
「庭はないけど、家の中で緑を感じたい」
そんな風に感じている人に参加してもらいたい集まりです。

聞き手は、奈良県でローカルデザイナーとして活動するいこまち宣伝部6期生の勝山浩二さん。宣伝部の活動で清野さんを取材し、庭を見ることが楽しくなったそう。「僕と同じように、庭との付き合いかたが少しでも変わるきっかけになれば嬉しいです」と勝山さん。

来たる春に備えて庭とのお付き合いをはじめませんか。
今回のつどいは、清野さんが庭のデザインを手がけたdesign farm DRiPで開催します。自然豊かな風景の中、居心地のいい庭づくりや植物と暮らす楽しみについて、みんなで自由に話しましょう。

【だいたいのタイムスケジュール】
10:00－10:20　オープニング、参加した理由や気分の共有
10:20－11:00　清野さんと勝山さんのトーク、清野さんが手がけたお庭を見学
11:00－11:40　会場を交えたクロストーク
11:40－12:00　感想共有、記念撮影、クロージング

【話し手プロフィール】清野陽介さん
思い描いていた庭が作れる広さと環境を求めて、2010年に高山町の獅子ケ丘に自宅兼アトリエを建設。ランドスケープデザイン事務所「planta」を運営し、一軒家やデザイン事務所などの庭づくりを幅広く手がける。

【聞き手プロフィール】
勝山浩二さん
広告デザインやWeb、ブランディングなどを手がけるデザイナー。本市や奈良県の南東部地域「奥大和」など多数の地域プロジェクトに関わる。リノベーションした市内の古民家に住む。いこまち宣伝部6期生。

■まちの交流会「つどい」vol.04 はじめましょう、「庭」とのお付き合い
【申込み】11月11日（金）までに、申込フォームから
【問合せ】生駒市広報広聴課　電話0743-74-1111（内線4220）
【注意事項】
・新型コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用をお願いします。
・オンライン開催への変更や中止・延期する場合があります。

■これまでの「つどい」レポート
つどいvol.3　暮らしに寄り添い「無理なく」はじめる
つどいvol.2　「学校に行きたくない」との向き合い方
つどいvol.1 　面倒なのも楽しい？自然と共生した暮らし
つどいpre#03　なんかわからん店を語る夜
つどいpre#02　タンバリンを奏で、固定観念を捨てる夜
つどいpre#01 異色の編集家と考える『ささるアイデア』