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「学校に行きたくない」との向き合いかた/まちの交流会「つどい」vol.02

生駒を楽しんでいる人や興味のある人が顔を合わせて、ゆるやかにつながる交流会「つどい」。
今回は、「フリースクール和草(にこぐさ)」や地域・居場所食堂「たわわ食堂」など子どもたちに関わる活動を続ける溝口雅代さんに話題を提供してもらいます。
そのあとは、参加者それぞれの視点で感想や気になったことを自由に話し、心地よい時間を過ごしましょう。

※申し込みは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

vol.02 「学校に行きたくない」との向き合いかた

【とき】 2022年7月29日(金)19:00~21:00
【ところ】 生駒ふるさとミュージアム(生駒市山崎町11-7)
※新型コロナウイルス感染状況を考慮し、会場がより広い「生駒市コミュニティセンター」に変更しました。(生駒市元町1町目6-12)
【定員】 20人(抽選制)
【参加費】 無料
【話し手】 溝口雅代さん
【聞き手】 島田彩さん

ものごとのイメージは、時代の流れやわたしたちの行動で、少しずつ変えていけるもの。
「転職」「男性の育児」「マッチングアプリ」「クラウドファンディング」…。ほかにも、数年前とはイメージが変わったコトがたくさんあるはずです。

今回のつどいでイメージを変えたいコトは、不登校やフリースクール。
話し手の溝口さんは、「もっとポップに語れる不登校があってもいい。『こんなのもあるよ』と選択肢を広げたい」と話します。

溝口さんが運営するフリースクール「和草」では子どもたちが自由に学べます。
通う理由は「学校に今は行かない」「行けない」「週に数回だけフリースクールに通いたい」などさまざまです。活動場所は、萩の台駅から徒歩5分ほどの住宅街にある大きな古民家。小学1~6年生の13名ほどの子ども達が通っています。

時には、屋外での活動も。みんなでお弁当を食べたり、いろりで焼き芋を作ったり、育てていた大根を収穫したり…。子どもたちの自主性に任せた勉強や活動を行っています。

子どもの不登校に直面したとき、その言葉のイメージから「なんとか学校に行かせなければいけない」「できるだけ隠さなくちゃいけない」という気持ちが生まれてしまうと、子どもはもちろん保護者も孤立してしまう可能性があります。
不登校は本当にネガティブで絶望的なものなのでしょうか。
子どもたちの遊び場や学び場は、学校内だけではありません。まちの人とのふれあいやコミュニティの中にも、子どもたちの未来を育む瞬間はたくさんあります。

「子どもが不登校、もしくはそうなるかもしれないと悩んでいる保護者のかた」
「学校に行きたくない子どもたち」
「将来、教育の世界で働きたいと思っている人や教育を学んでいる大学生」
「教師になったばかりの社会人」
「子どもたちの居場所づくりやサポートがしたい人、興味のある人」
そんな人に参加してもらいたい集まりです。

聞き手は、奈良市で10~20歳代に自宅を開放しながら作家活動を行う島田彩さん。過去に教育プログラムの開発や就業支援に携わっていた視点からも盛り上げます。

「不登校という言葉を、自分の身近なテーマに置きかえて参加してみるのも楽しいかもしれません」と島田さん。
だれもが、「~であるべき」「ふつうは~するもの」という無意識のルールと自分の気持ちに「ズレ」を感じたことはあるはずです。そんなとき、どう向き合って、選択肢を広げていけるか。どのように一人ひとりの魅力が活かせる環境を生み出していけばいいのか。

それぞれの問いかけに向き合いながら、つどいましょう。

【だいたいのタイムスケジュール】
19:00-19:15  オープニング、参加した理由や気分の共有
19:15-19:45  トーク①「不登校」や「フリースクール」のイメージとその変化
19:45-20:15  トーク②「学校行きたくない」と言われたら?目の前の人との向き合い方
20:15-20:40  会場を交えたクロストーク
20:40-21:00  フリーディスカッション、記念撮影、クロージング

【話し手プロフィール】

溝口雅代さん
フリースクール、個人塾、たわわ【地域・居場所】食堂を運営する一般社団法人和草の代表理事。英語講師と保育士として18年勤務後、副園長として生駒市内に小規模認可保育所を立ち上げる。不登校の子ども達が「自ら育つ力」を信じ、学びと食でつながりながら生きやすい社会を作ることを目指して活動する。同じ釜の飯を笑いながら食えたら、ほぼオッケーと思っている。

【聞き手プロフィール】

島田彩さん
NPO法人 HELLOlifeで教育・就活分野のソーシャルデザインに10年間取り組んだのち、2020年に独立。note「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」等が話題となり、作家活動スタート。Webや雑誌などにて、主にエッセイを執筆。奈良市で自宅の94%を10〜20代に開放しながら暮らしつつ、いろんな生活を実験中。その他、企画やMC、通信制高校のカリキュラム作りなどにも携わる。

■まちの交流会「つどい」vol.02「学校にいきたくない」との向き合いかた
【申込み】7月15日(金)までに、申込フォームから
【問合せ】生駒市広報広聴課 電話0743-74-1111(内線4220)
【注意事項】
・新型コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用をお願いします。
・オンライン開催への変更や中止・延期する場合があります。
・「つどい」は原則、奇数月の最終週に開催予定です。

■これまでの「つどい」レポート
つどいvol.1   面倒なのも楽しい?自然と共生した暮らし
つどいpre#01  異色の編集家と考える『ささるアイデア』
つどいpre#02 タンバリンを奏で、固定観念を捨てる夜
つどいpre#03 なんかわからん店を語る夜

2022.06.13 UP

いいサイクルはじめよう、いこまではじめよう

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