【SW 宣伝部レポ】be の肩書きを見つけよう
いこまち宣伝部6 期生の中村京子です。
10 月30 日、スタイリングウィーク「『be の肩書き』を見つけよう 日常に私らしさをプラス」に参加してきました。会場は真弓にある自然食のお店「nijiiro*café」。広々としたスペースに優しい光が差し込み、開始前から和やかな会話に包まれていました。
講座は、講演からスタート。講師の兼松佳宏さんから『beの肩書き』が生まれた経緯などを聞きました。
兼松さんは、webマガジンgreenz. の編集長など、多様な仕事を経験し、たくさんの肩書きを持つうちに、「本当の自分ってなんだろう」と疑問を感じていました。 ある時、友人から「いつも勉強しているね」と言われたことがきっかけで、自分の本質を表す言葉が「勉強家」なのだとしっくりきたそうです。そして、「編集長」のような仕事で一般的に使う肩書きを「doの肩書き(していること)」、「勉強家」のような自分らしい在り方を「beの肩書き(ありたいこと)」、と名付けました。
ワークショップは、3人1組で行いました。自分が熱く話せるモノを書き出した「偏愛マップ」について語ったり、職業リストの中から、憧れの職業や気になる職業を選択したり。自分は何に興味、関心があるのかを探りました。
続いて「ユーダイモニアな問い」に答えながら、静かに自分と向き合います。ユーダイモニアとは、可能性を最大限に発揮できる幸せのこと。自分の本質や興味・関心を知って、少しずつでも行動に移すことで、自分の可能性や周囲との関係性が広がっていく。そのときに幸せを感じられるのだと思いました。
私は問いに答えていくうちに、無意識に大切にしていたキーワード「初めましての出会い」と「0から1へ」を見つけることができました。そんな発見もまた、仲間と共有していきます。
ワークショップの最後は、肩書きカードの贈呈式。お互いが見つけたbeの肩書きをカードに書いて、贈り合いました。
私がいただいたのは、「人の素敵な所を見つけることに充実感を感じる “冒険家”」と「人に寄り添い可能性の種を見つけることが得意な “探検家”」。
好きや憧れを語りながら、自分の本質に気づいていく過程は、心の中を探検するようでワクワクしました。初対面だったグループの人に親しみと興味が湧いてくるのも、楽しい経験でした。
講座を通して大切だと感じたのは、自分を知るためには、誰かに語り、聴いてもらうこと。実際にやってみると、聴き手の存在がこんなに嬉しく安心するものなのかと、驚きと感動の連続でした。
beの肩書きは、人生の中でどんどん変化していくものだそうです。自分のあり方に迷った時には、このワークショップを思い出し、自分を見つめ直してみたいと思います。
【スタイリングウィーク2021レポート】
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2021年10月6日 強みや得意を生かす 子育て経験を地域にシェア
2021年10月16日 建築士に聞く、物件選びのコツ 中古物件見学リポート
2021年10月17日 未来とともに暮らそう エシカル消費ことはじめ
2021年10月19日 素直な自分と出会う サードプレイスのすすめ
2021年10月23日 プランターではじめる 大人の農業体験
2021年10月24日 おうちでできる本格メニュー 親子でオンラインクッキング
2021年10月30日 be の肩書きを見つけよう
2021年10月31日 働く・暮らす・生きるのヒントを探す おもしろい3人揃いました
2021.12.09 UP