奈良県生駒市の子育て支援を紹介(出産~就学後)
奈良県北西部、大阪府との県境に位置する生駒市。緑豊かな自然と大阪難波・本町など都市部へのアクセスの良さが人気の住宅都市です。
アクセスの良さだけではなく、治安の良さ関西1位、住民の定住意向89%と、住みやすさにも定評があります。市内には、生駒山上遊園地や生駒山麓公園などがあり、休日は屋外で緑に囲まれながらゆっくりと過ごせます。
子育て世帯の転入が多く、市内には奈良県下で児童数が最も多い小学校もあります。
このページでは、生駒市の子育て支援をライフステージごとに紹介しています。実際に生駒で子育てをしている家族の暮らしも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
■目次
①出産・赤ちゃん「ママ・パパにやさしいサポート」
②保育園・幼稚園「幅広い保育サービス」
③小学校・中学校「確かな学力を育てる学校教育」
④生駒で子育て中の家族の暮らしや住まいを紹介
⑤生駒での暮らしや住まいをもっと知りたい人は…
①出産・赤ちゃん「ママ・パパにやさしいサポート」
妊娠・出産のサポート
助産師の資格を持った「マタニティコンシェルジュ」が、妊娠から子育てまで切れ目なくサポート。全ての妊婦さんと面談し、妊娠中の心配や不安の相談に応じます。出産後も生後4か月までの乳児がいるすべての家庭に保健師や助産師が訪問し、成長や発達、授乳、赤ちゃんとの生活について相談できます。また、家族などから支援が受けられず不安のある方は、必要に応じて、授乳・沐浴指導や子育ての相談に応じる「産後ケア」も利用できます。
さらに、不妊症や不育症の治療にかかった費用の助成や、妊婦健康診査費用を14回まで補助するなど、金銭面でもサポートしています。
土日もオープンする子育てサロンや両親が通える育児講座
生駒駅近くにある子育て支援総合センター「たっち」では、ママとパパをサポートする多様な講座やサロンを定期開催しています。絵本の読み聞かせや子どもと楽しめる遊びの紹介だけでなく、初めての子育てをしているママ向けの「親子の絆づくりプログラム」や、子どもとのコミュニケーションを学ぶ「どならない子育て練習法」、初めての子育てに励むパパ向けの「パパセミナー」などを実施。他市から引っ越してきた人からは「びっくりするほど種類が多くて嬉しい」といった声が寄せられます。
「たっち」の施設内には、0から2歳児と保護者が無料で利用できる子育てサロン「みっきランド」もあります。滑り台やままごとキッチンセットといったおもちゃや絵本がズラリ。土・日曜日もオープンしているので、パパの利用も増えています。また、保育士や幼稚園教諭の資格を持った「子育てアドバイザー」が常駐しているので、子育てのちょっとした疑問や不安を気軽に相談できます。
②保育園・幼稚園「幅広い保育サービス」
保育園・こども園・幼稚園
市内には保育園・認定こども園などが29か所あります(1園は令和4年4月に開園)。最長7時から20時まで利用可能。看護師が常駐している園もあります。令和3年度からは在園中に使用した紙おむつを園でまとめて廃棄・処理するサービスも始めました。また、子育てのリフレッシュや冠婚葬祭、病気・病気回復期の子どもが預けられる仕組みもあり、幅広く子育てを応援しています。
幼稚園教育も充実しています。市立幼稚園8園では、3から5歳児の希望者全員が入園でき、通園バスも利用可能です。教育時間の終了後も預かり保育を行っており、平日や夏休み等の長期休業期間に16時30分まで子どもを預けられます。
働きながら子育てする保護者の負担を少しでも減らすために、令和5年度からは公立保育園・こども園では、お昼寝用ベッドを導入してお布団の持ち込みが不要になりました。
園選びに困ったら保育コンシェルジュにご相談を
就学前の子どもの預け先や子育ての相談に応じる専門職「保育コンシェルジュ」が市役所に常駐しています。市内の保育所で勤務経験がある保育士が担当。子どもの預け先の相談や保育サービスの情報提供などの保護者のニーズに応じた、きめ細やかなサポートを行っています。
いざという時に便利な「休日・夜間応急診療」
夜間や休日など通常の病院の診療時間外に子どもが体調を崩した場合に迅速な対応ができる「休日夜間応急診療所(内科・小児科)」が生駒駅前にあります。
また、東生駒駅前にある24時間救急対応の生駒市立病院では、小児科、産婦人科をはじめ16診療科が揃っています。
未就学児は保険診療分の医療費の自己負担が4月1日の診療分から0円になります。奈良県内の医療機関であれば窓口負担はありません。
③小・中学校「確かな学力を育てる学校教育」
生駒市の小・中学生の学力は全国トップレベルです。小学1年生は30人程度学級を実施し、きめ細やかな授業を行っています。英語教育は、小学1・2年生から市独自の教科書を作成し、外国人の外国語指導助手(ALT)と一緒に取り組んでいます。読書活動にも力を入れており、専任の学校司書を全市立小・中学校に週3日配置しています。
令和2年度からは市立小・中学校の全ての児童・生徒にタブレット端末を配布。オンラインを活用して、中学生が企業に商品や事業をプレゼン提案する授業や、貧困・飢餓などを抱えるアフリカの現状を現地の人から聞くSDGs探求学習などを実施。ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」を行っています。
中学3年生まで給食があり、小学生が利用できる学童保育は希望者全員が19:30まで利用可能です。
学校に登校しづらい中学生を対象にし「いきいきほっとルーム」(子どもの居場所・学び支援室)を開設してきましたが、令和4年度には新たに小学生を対象とした「のびのびほっとルーム」を開設しました。他にも、全小中学校に週3日勤務する専任の学校司書、一人ひとりに寄り添うスクールカウンセラーや学びのサポーターなどが学校生活を支援しています。
子ども医療費助成は、これまで0~15歳が対象だったものを令和5年4月から18歳まで拡大するなど、子どもたちが安心して学べる教育環境も整えています。
④生駒で子育て中の家族の暮らしや住まいを紹介
ここからは、生駒市で暮らす家族を紹介します。「移住を考えている」「生駒でどのような暮らしができるのか興味がある」という方は、ぜひ参考にしてください。
とことんトントンつくる暮らし
川端さん家族は、緑のある暮らしを求めて生駒市に引っ越ししました。以前暮らしていた大阪では外出が多かったようですが、生駒市に暮らし始めて、栗の渋皮煮や天然酵母のパン、4年越しの一軒家セルフリノベーションまで、なんでも家族で「つくる暮らし」に変化しました。
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伸び伸びと暮らそう子どもたちの成長を支える手づくりの家
中古物件を購入してDIYを楽しみながら子ども4人と暮らす大上さん家族。「子どもが好きな時に大きな声で歌って踊れるような家に住みたい」と考え、京都への通勤圏内で都心から極力離れたところに暮らそうと生駒市を選びました。
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⑤生駒での暮らしや住まいをもっと知りたい人は…
生駒市の魅力を発信する公式プロモーションサイト「good cycle ikoma」では、訪れると生駒の雰囲気がわかる場所、中古住宅をリノベーションして理想的な暮らしをしている家族や生駒で自分らしく働き・暮らす人たちを紹介しています。ぜひご覧ください。
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全国トップレベルの
学力を育てる学校教育
生駒市の小・中学生の学力は全国トップレベルを誇ります。小学校1・2年生では生駒市独自の英語の教科書を作成。外国語指導助手(ALT)といっしょに親しみやすい外国語活動に取り組んでいます。他にも、全小中学校に週3日在席して読書の楽しさを伝える専任の学校司書、一人ひとりにきめ細やかに寄り添うスクールカウンセラーや学びのサポーターなどが学校生活を支援します。令和3年度からはICTに精通した支援員の配置も予定し、ICT機器を活用した新しい学びの創出に向けた取組を充実させます。
全ての小中学校の教室にエアコンを設置。中学3年生まで給食もあり、小学生が利用できる学童保育は希望者全員が 19:30まで利用可能です。
治安の良さは関西1位
安全安心なまち
関西2府4県の人口10万人以上の都市の中で、生駒市は1,000人あたりの刑法犯認知件数と交通事故発生件数が1番少ない、安全安心なまちです(令和元年)。小学生の登下校時には地域の人が横断歩道で見守ったり、子どもから大人まで声を掛け合うあいさつ運動や防犯パトロールが盛んだったりと、地域ぐるみで取り組んでいます。
休日夜間応急診療所、生駒市立病院をはじめ市内の病院の連携で24時間365日救急体制を整備。いざというときも安心です。
2022.03.11 UP