【いこまとりっぷ宣伝部レポ】生駒に酔いしれる マリアージュ体感ツアー
いこまち宣伝部4期生のゆきのです。
11月27日、いこまとりっぷ1本目のツアーを開催しました。いこまとりっぷは、いこまち宣伝部が企画、調整から当日の案内までを担当し、生駒の魅力的な人に会いに行くツアーです。この日の参加者は、お酒が好きな人や、生駒に引っ越してきたばかりの人など男女6人。吹田市や堺市からの参加もありました。
まずは、室町時代から続く酒蔵、上田酒造へ。風情ある酒蔵と日本酒の香りのマリアージュを体感しながら谷本昌也さんに、お酒の製造工程や酒蔵付近のまちの歴史を聞きました。
驚いたのは、奈良は日本酒発祥の地だということ。私も全然知りませんでした…。
その後、酒造蔵へ。普段、見慣れない器材の一つひとつを丁寧に説明してもらいました。
そして、純米大吟醸の酒粕剥がしを体験。大きな板にまるで障子のようについている酒粕をヘラでゆっくり剥がすと、両手に持ちきれないぐらい大きくてきれいな酒粕が取れました。薄い黄色で優しい香りの酒粕。スーパーで見る酒粕とは色も匂いもほんのり違う酒粕をお土産にもらい、みんな嬉しそうでした。
途中、杜氏の方にもお話を伺いました。
「みなさんに親しまれるお酒はもちろん、目指しているのは、記憶に残るお酒です」。
お酒造りへの想いが伝わりました。
その後はお待ちかねの日本酒試飲タイム。今年の新酒や純米大吟醸など3種類のお酒をどんどん飲みながら、湧き水も飲ませてもらいました。お酒造りには、良質な水が欠かせないんです。「この水が湧いていなければ、ここに酒蔵は存在していません」と谷本さん。
お酒だけでなく、造り方やまちの歴史も味わえる。さすが、酔い知れるツアーと思った瞬間でした。
上田酒造を満喫して、次は県内唯一のマキコレワイン専門店・谷口ワイン店へ。
打って変わってゆったりとした雰囲気の中、店主の谷口亜希子さんからマキコレワインの話を聞きながら、オステリア・ウマーノの土岐シェフの作ったオードブルとマキコレワインのマリアージュを体感しました。
生駒に出店した理由をきかれ、「東生駒駅を出たときの空気がとても素敵で。ここでお店を開きたいと直感で決めました」と谷口さん。
生駒のまちについても、「生駒は、なにかしようとする人の背中を押してくれるような空気があります。人と人との距離感が程よいんです」と話されました。
赤・白・ロゼのワインを味わいながら、参加者同士で会話も弾み、心地よい時間になりました。
参加者からは、「日常生活の延長にあるツアーなので、とても親近感があり、生駒の魅力が強く伝わりました」とうれしい感想も。
魅力ある人と話し、おいしいお酒を楽しむ5時間が、密度の濃い、満足度の高い時間になったことは、参加者の皆さんの表情からうかがえました。
そして最後に、家に帰ってからもマリアージュ体験が。
実はツアーのお土産は、Petit Marujuの寿円さんが作ってくれたショコラ。
上田酒造の古酒と谷口ワインのマキコレワインを使ったショコラで、「家に帰るまでがツアーです」を実感してもらえるとうれしいです。
いこまとりっぷVol.1 「生駒に酔いしれる マリアージュ体感ツアー」
開催日:2019年11月27日(水)
企画・当日コーディネート:いこまち宣伝部 ジュンコ、ゆうこ、ゆきの
【いこまとりっぷ宣伝部レポ】
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