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【レポート】いま、ここ。くつろぎマーケットを開催しました

1月12日(日)、学研奈良登美ヶ丘駅前公園で、いこまちマーケット部2期生による初めてのマーケットが開催されました。その名も「いま、ここ。くつろぎマーケット」。
『なにものでもないジブンにもどろう』をコンセプトに、誰もがあるがままくつろげる場所にしたい——。そんな部員たちの想いが込められました。

「マーケットは失敗してもいい場。学んで、次に活かせたらいい。」講師の鈴木さんのアドバイスをもとに、2期生の講座スタートからたった3カ月半でマーケット開催に至りました。

今回のマーケットの特徴は、なんといっても、自身が出店する部員が多いこと。出店者のうち、半数以上が2期生やその仲間。さらに、そのほぼ全員が初出店。それぞれの部員たちの「やってみたい」や、「自分にとって必要な場所」を追い求めた結果、ほかのマーケットではあまり見られない、運営者の多くが出店する構成となりました。

 

出店内容も実にユニーク。保健師の部員は、ゆっくり食事を楽しんでもらいたいとテント内でこどもの見守り託児を実施。そのテントでは紙芝居や絵本の読み聞かせ、画家の部員によるお絵描き体験も。

兼業農家の部員は旬の野菜の対面販売。茶道が趣味の部員は、お抹茶体験。アロマワークショップや、石鹸をナイフ1本でお花などに変身させるカービング体験も、部員たち自らの出店です。

 

課題となったのは、出店と運営のバランス。ほとんどの部員が出店に回ってしまうと、当日のマーケット運営に支障が出ます。みんなで話し合い、運営ボランティアを一般に募集することで解決を試みました。

 

 

たき火と託児のボランティアを募ったところ、どちらにも手を挙げてくださる方が。ボランティアさんのおかげで、当日部員たちは自分の出店や持ち場に専念することができました。

さらに、たき火3台を公園中央に寄せあうように設置。
たき火を通して対話が生まれる。なにもしなくてもそこにいるだけで居場所ができるような心地よく過ごせるレイアウトを考えました。

マーケット当日は、このたき火が大盛況。いこまちマーケット部1期生が販売するマシュマロを焼いたり、2期生が淹れたココアを片手にたき火にあたったり。そこに居合わせた人同士の会話が弾み、長時間滞在する方の姿が目立ちました。

 

そこにいたいからいる。
それぞれが自由にゆったり過ごす。
2期生が目指したマーケットの風景がそこにありました。

 

 

寒い1月の開催でしたが、当日は約420名の方が来場。
アンケートでは、「冬の公園もなかなか楽しめることが発見だった」「ゆったりした気持ちになるマーケットだった」「なかなか体験できないたき火であたたまれた」「テントでの託児サービスが嬉しかった」「すべての人が朗らかにこの場所を楽しんでいる感じがした」といった感想がありました。

 

そして、2期生自身は、マーケットを終えてどう感じているのか——。

普通に暮らしていたら出会うことのなかった、考え・価値観・バックグラウンドが全く異なる人同士が、マーケットを開くという目的で出会い、とことん対話してひとつのものを作り上げていった時間が刺激的で楽しかった。それぞれの得意分野で役割を全うできた。生駒愛がさらに増した

マーケット開催を目指してやってきたが、私にとっては今スタート地点に立った感じ。やってみていろんな可能性を感じたので、世の中の「当たり前」を変えていくことをこれから意識してやっていきたい

仲間からのアドバイスや意見から気づきをもらったおかげで、今回一歩を踏み出せた。これまで子育てを言い訳にしていたので、今回の出店は大きなきっかけになった

住んでいる生駒がどうしても好きになりきれなかったけれど、同時に、居場所が欲しいという気持ちもあった。今回のマーケット部への参加は自分にとって大きな挑戦だったが、結果、私自身が“何者でもない自分”になれた。自分の中では大きな一歩だった

「誰もが出番のある場」が実現できた。役があるからそこにいられる。役を与えてもらったことに感謝

マーケットを通じて「この地域に暮らす喜び」を噛み締めている

 

 

生きること、幸せや人生、豊かな暮らし…。2期生の想いがこれまでの対話によって共有され、共感され、それが形になったマーケットでした。

ひとつにまとめ上げるのではなく、個は個である方がいい。

従来のマーケットの枠にはまらず、自分たちがやりたいこと、自分たち自身が必要とする場所を考え続けました。それぞれの想いが叶えられた結果、マーケット当日はみなさんとても晴れやかな顔をされていました。

マーケットの新境地を切り開いた2期生のみなさん、お疲れさまでした。

 

レポート:いこまち宣伝部5期生・いこまちマーケット部1期生 田村るみ
写真撮影:いこまち宣伝部6期生 中村京子

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1回目講座/好きなマーケットを伝え合おう
2回目講座/マーケットがある日常を考えよう
3回目講座/生駒のマーケットを考えよう
4回目講座/実現に向けて話し合おう

■マーケット部募集ページ
いこまちマーケット部2期生を募集

2025.03.06 UP

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