バリ気分で癒しのひと時を
摩波楽茶屋
バリ島のレストランで腕をふるっていた現地バリ人シェフが、大和肉鶏や奈良県産ヒノヒカリなど地場素材を、現地のスパイスやハーブで調理した本格的なインドネシア料理が味わえるお店です。店の奥には大和平野を一望できる絶景スポットのテラスがあります。
ランチのおすすめは、ナシチャンプル
一皿で定番からこだわりの一品まで楽しめるナシチャンプルがランチのおすすめ。インドネシア語の「ナシ」は「ごはん」、「チャンプル」は「盛り合わせる」という意味で、ごはんとお惣菜が数種類盛りつけられたインドネシア料理の定番です。その日のおすすめ料理がこの一皿で楽しめるので、ちょっと得した気分になりますよ。
小皿に添えられているのは、バリ料理に欠かせないチリソースの「サンバル」。辛さが好きな方はたっぷりつけてみてください。自家製サンバルは、辛さの中に旨味も酸味も感じられてやみつきになる味です。
アジア料理は辛いイメージがありますが、インドネシア料理は日本人でも食べやすく、お客さんは生駒山上遊園地に遊びに行く家族連れから、生駒山のハイキングを楽しむ高齢者、夜景を楽しみたいカップルまで幅広い世代で賑わいます。
空間にもふんだんにこだわりを
店内に流れるのは「ガムラン」という竹を使った打楽器で奏でられる民族音楽で、ヒーリング効果抜群です。インドネシアに自生する植物「アタ」を使った雑貨や食器は現地で調達。毎年バリ島やジャワ島を訪れ、目に入ったものや食べたもの、感じたものを少しずつメニューや店内空間に反映しています。
「緑に囲まれた高台から街並みを眺めて食事ができる雰囲気は、現地ウブドに似ている」と旅の思い出を語る人もいるというテラス席からの景色も格別です。
バリと日本の架け橋になりたい
「この店がバリと日本の架け橋になったらいいなと思っています」と店長のこうじさん。コーヒーマイスターの資格を取得してスペシャリティコーヒーを自家焙煎したり、ココナッツミルクを使った蒸しパンケーキをはじめとしたスイーツメニューを充実させたりしながら、日々進化しています。
リフレッシュしたいときは、ぜひバリの雰囲気を感じにふらっと訪れてみてください。
(2022.7.5)
- 住所 生駒市門前町14-1
営業時間 平日 11:00-14:30、17:00-22:00
土日祝 11:00-22:00
定休日 月曜日(月曜日が1日・16日・祝日の場合営業となり翌日代休)
電話番号 0743-74-7111
WRITER 菅野幸作
神戸市出身、2015年から生駒在住。2児の父親。野球未経験ながら少年野球のコーチを続ける。宣伝部の活動を通じ、生駒の店やヒトと触れあうことで暮らしに充実感を覚え、好きな撮影でまちをアップデートできないかと隙あらばカメラ片手に奔走中。野望は生駒を「©さくさく」の写真だらけにすること。(いこまち宣伝部6期生)