市民PRチーム「いこまち宣伝部」がグッドデザイン賞を受賞
生駒市の魅力的な人・店・行事・風景などを取材し、市公式SNS「グッドサイクルいこま」や、いこまのまちで発信する市民PRチーム「いこまち宣伝部」の活動が、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を生駒市で初めて受賞しました。
■グッドデザイン賞ウェブサイトでの「いこまち宣伝部」紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/54478
■審査委員のコメント
行政が、市に貢献的な個人のメンバーをボランティアや市民活動ではなく「部員」と呼べるフラットな距離感がよい。単なる情報の集積ではなく、ひとりひとりの好奇心や感受性を活かした広報活動は、部員自身にとっても楽しみながらシビックプライドが醸成される仕組みとなっている。活動をやめる、続けるの判断もしやすく、他の組織体でも参考になる仕組みのデザインが凝縮されている。7年間を通して実績も見えた。あくまで個人を尊重する活動体を支え続けた、職員の皆さんの熱量が素晴らしい。このような「宣伝部」は、闇雲におかねや人数、有識者などといったもので作られるものではなく、強い意志と軸のぶれない思想が感じられる。
■いこまち宣伝部の概要
2015年にスタートし、8年間で94名が参加、1,000件以上の魅力を発信してきました。
本市が公募し、現在は8期生12名が活動中です。取材先の選定から記事作成までを担当し、部員それぞれの視点で暮らしに根差した多様な魅力を届けています。
1年間の活動を通して、部員同士やOB・OG、取材対象者など多くの人との関係が自然に育まれ、まちへの愛情や参加意欲・推奨意欲が醸成されることを目指しています。
期間終了後も、取材先のこども食堂や緑化活動を行う団体にボランティアに参加した人、写真で生駒の魅力を伝えるサークル活動「イコマカメラ部」を立ち上げた人など、多くの人が主体的にまちと関わり続けていることが特徴的な活動です。
■デザインのポイント
1 市民が見つけた地域の魅力を市公式SNSやwebサイトで発信し、生駒の多様な魅力を伝えます
2 人に会い、話を聞く継続的な活動を通じて、コミュニティ形成とシビックプライド醸成につなげます
3 まちの見え方が変わることで、他の地域活動への参加や立ち上げなど主体的な地域参画につなげます
いこまち宣伝部が発信するまちの魅力を、ぜひSNSでご覧ください。
Facebook「グッドサイクルいこま」
Instagram「グッドサイクルいこま」
2022.10.07 UP