【SWレポート】農業を仕事に 都市近郊の営農スタイルを学ぶ
10月20日(日)、ひらひら農園の平沢大さんを講師に迎え、「農業を仕事に 都市近郊の営農スタイルを学ぶ」を開催しました。
平沢さんは、生駒市高山町で化学肥料や化学合成農薬を使わない農業を夫婦で営み、レタスを中心にイタリア野菜やエディブルフラワーなど少量多品目の野菜を栽培。近隣のレストランへ直接販売されています。
そんな平沢さんに学ぼうと、近い将来に就農することを本気で考えている人や、有機農業や自給自足に興味がある人、野菜の販売をするカフェで、奈良の野菜が店に並ぶまでのストーリーをお客さんに伝えたい人など、20代~60代の参加者が集まりました。
まず、みんなで平沢さんの畑を見学。見慣れない野菜や、一般的な農業では考えられないほど密に植えられているにんじんの栽培方法などに目を丸くする一方で、機械や施設の金額といった農業を始めるにあたって必要なことを積極的に問いかけ、平沢さんも包み隠さず答えられる、密度の濃い時間となりました。
トークセッションでは、就農するにあたって農地や資金、販路の確保方法や、ビジネス上の明確なビジョンが語られ、「おいしい野菜を作りたい」という農業者としての一面だけでなく、経営者としての一面が印象に残ったのではないでしょうか。
就農を考えていた人は「今まで漠然と思い描いていただけだったが、覚悟としっかした計画が必要だと改めて気付いた」「自分が何から取り組めばいいのかわかった」と話し、「農業を仕事に」とまでは考えていなかった人にとっても、新しい働き方や生き方についてヒントが得られた満足度の高い機会になったようです。
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2019.11.05 UP