【レポート】高山だからできることが詰まった「ま~ぜま~ぜふぇす」初開催
生駒市の最北端に位置する高山町。竹林や田畑など自然が残り、茶筌や編針などの竹を使った伝統工芸品の生産が盛んなエリアです。
高山の魅力を知ってもらいもっと盛り上げたいという思いのもと、「ま~ぜま~ぜふぇす」の企画が7月から始動しました 。高山町内外の様々な人や企業が集まり、それぞれの強みを掛け算。
フード、アクティビティー、アートと3つのジャンルに分かれて、この日限りのコラボレーションが見られるとのことで、11月16日(土)に開催された「ま~ぜま~ぜふぇす」に行ってきました。
会場は高山竹林園。普段は竹がそよそよ揺れるのんびりした公園が、この日はたくさんテントが並び、大きな竹のアスレチックまで出現!いつもと違う雰囲気にわくわく。
みんなで「ま~ぜま~ぜ!」という掛け声のもとイベントがスタートしました。
メインの特設ステージで、オープニングを飾ったのは「茶筌MOJIライブアートfeat The Alan Smithy Band」。茶筌を作る過程で出た廃棄されてしまう茶筌を使って文字を書く、茶筌MOJIアーティスト今柄紫峯(いまがらしほう)さんと、関西を拠点に活動するThe Alan Smithy Bandが初コラボ。
音楽にのせて、大きな半紙に茶筌を使って文字を書いていきます。竹林園にちなんで竹取物語を題材にした作品が完成しました。
フードエリアでは、7店舗が出店。高山町産のはちみつを使ったハニーチキンカツバーガーや、高山の野菜を使ったネパール料理、竹炭を使った焼き芋など、この日ここでしか食べることのできないコラボフードが並びます 。この日しか食べることができないと思うと、ついつい食べ過ぎてしまいました。
アートエリアでは、茶筌文字の体験や竹あかり作り、竹ストローを使ったアルコールインクアート、着付け体験などの 体験コーナーがありました。
こどもおしごと体験ワークショップも開催され、幼児から小学生までさまざまな年代のこどもたちが、出店されるお店の店員さんとしてお手伝い。小さな店員さんがお店で頑張る微笑ましい姿を見ることができました。
アクティビティーエリアでは、竹ワンダーランドと題し、大きな竹を使ったジャングルジム「バンブルジム」が出現。こどもが10人以上乗っても大丈夫な作りで、高山で採れた太い孟宗竹を使用。この日のために、竹の搬出から組み立てまで多くの人の力が携わって完成したそう。バランスを取りながら、バンブルジムの上に登ると会場がよく見渡せ、いつもの高さと違う世界に胸が高鳴りました。
そして、200人でお茶をたてて日本記録チャレンジをする特別イベントも開催。会場中のお客さんが集まりお茶碗と茶筌を一人ひとつずつ持ち、開始のときを待ちます。小雨が降る中、215人の人たちが集まり、「ま~ぜま~ぜ」の掛け声のもと一斉にお茶をたてて飲む。
隣の人もその隣の人も215人が一緒に茶筌でお茶をたてていると思うと、なんだか楽しく会場が一体になったような気がしました。後日、「茶筌で同時にお茶を点てる日本最多人数」として日本記録に認定されました。
会場内でさまざまな人と物が混ざり合い、ここでしか見られないコラボがたくさん見られた「ま~ぜま~ぜふぇす」。他にも面白そうなブースがたくさんありました。
高山だからできること、高山の可能性をとても感じた一日でした。
次回の開催も楽しみです。
いこまち宣伝部9期生のゆーみんでした。
(撮影協力:いこまち宣伝部9期生さりー)
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2024.12.09 UP