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みんなに優しいパン屋さん

パン工房ひだまり

生駒駅から徒歩5分。ぴっくり通り商店街を抜け、急な坂道の手前を右に曲がったところに「パン工房ひだまり」があります。地域の方から愛され今年で10周年。ゆっくりと買い物ができ、安心感があるお店です。

一つひとつ丁寧に想いを込めて

美味しさの秘密は、子どもから大人まで誰でも安心して食べられるように厳選した食材を使って、添加物を減らしていること。定番商品のメロクロのクッキー生地には、たっぷりの「よつ葉バタ」ーとアーモンドプードルを使い、あんぱんには、五色どらやきで有名な「茜丸のあんこ」が入っています。
2~3ヶ月ごとに発売される季節限定商品は、厨房だけでなく販売員も含め全員で試食し、お客さんの顔を思い浮かべながら、改良を重ねています。

手作りのPOPがパン選びをサポート

約30種類あるパンには、おすすめポイントやこだわりが書かれたPOPが並び、買い物しやすいように工夫されています。
例えば、たまごサンドには、「ふんわり甘めのバターロールに自家製の玉子フィリングをつめました。ハムとレタスがアクセントです」と丁寧な説明や売れ筋ランキングの掲示もあるので、何を買おうか迷ったときも選びやすくなっています。

また、食パンやバターロール、タルトを除き、すべての商品が同価格。計算がしやすく、お子さんのはじめてのおつかいでも安心して買い物することができます。

あたたかい光を照らし続けたい

パン工房ひだまりは、社会福祉法人萌が運営。この事業所は、こころの病を抱えている方が一般就労を目指して、働く場でもあります。お客さんが買い物しやすいお店を考えることは、自然と事業所の利用者自身も働きやすい環境をつくることにつながっています。
近くの高齢者施設から買い物に来る方がゆっくりとお話をしながら買い物をしていたり、以前働いていた利用者が近況を話しに来たり、店名のとおり地域にとってあたたかい場となっています。
みなさんもぜひ、パンとおしゃべりを楽しみに行ってみてください。

(2022.12.16)

WRITER 田中杏奈

三重県出身。社会福祉士。小学生のときに吹奏楽に出会い、音楽のまち生駒で育つ。音楽を通して、年齢や職業の違う人との出会いを楽しんでいる。音楽以外でも、生駒の魅力を発見したいと思い、いこまち宣伝部での活動を始める。活動を通して、顔見知りの人が増えていく、喜びを感じている。いこまち宣伝部7期生。

心地よい暮らし、温かな人、おいしいお店、みんなで楽しめるイベント…。
生駒のまんてんの魅力と元気を、生駒ラブな気持ちといっしょに発信するフェイスブックページです。

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