標高350m、歴史とカルチャーが交わる店
ikomania
生駒山の中腹、標高350mに佇むカルチャーショップ「ikomania(イコマニア)」。お土産やTシャツを通して、生駒というまちの空気や日常に触れられる場所です。山の時間とまちの暮らしがゆるやかに重なり、訪れる人も自然とその流れに溶け込んでいきます。ここから、生駒というまちの輪郭が少しずつ見えてきます。
生駒愛が息づく店内
「生駒好きの生駒好きによる生駒の集まり」のフレーズで「生駒」と「マニア」をかけ合わせて誕生したikomania。宝山寺参道に店を構えて約10年が経ちました。口コミでじわじわと人気が広がり、市内だけでなく奈良県外からもお客さんが訪れ、最近では外国人の方の来店も多いそうです。
歴史ある参道の風情とは対照的に、店内は洋風で、それでいてどこか懐かしく温かみを感じる空間。「生駒」をテーマにした服飾雑貨が並び、商売繁盛のご利益で古くから知られる宝山寺や日本最古のケーブルカー、生駒山への愛が至る所に落とし込まれています。
ゆったりと流れるレコードと、ウッドフロアに心地よく響く足音。そんな時間を楽しみながら店内を歩いていると、海外のビンテージグッズにふと出会うのも、ikomaniaならではです。
店主がつなぐ、生駒との距離
参道の風景と異国の空気が自然に溶け合う、そんなユニークなikomaniaを支えているのが、店主のアキさんです。関東で生まれ育ち、アパレル業界で服やモノづくりに向き合ってきました。その後、一時は海外に生活拠点を移し、多様な文化や価値観に触れる経験を重ね、日本に帰国。仕事の舞台は関西へ移り、巡り合わせた人々との縁に導かれるように、ikomaniaの店先に立つことになりました。
生駒観光の中心地でもある宝山寺参道で店に立ちながら、訪れる人や地域の人との会話を大切にし、今では本人もすっかり「ikomania」の一員。観光客に道案内やおすすめスポットを紹介することもあります。店主自身が自然体で町とつながっていることが、ikomaniaの空気感をつくっています。
音と人が交わる、生駒の日常
2025年夏の始まり、ikomaniaに新たな動きが生まれました。店舗の隣に、レコードやVHS、カセットテープなど、レトログッズを扱うカルチャーショップを拡大オープン。生駒のまちに、懐かしい音楽や映像と再会できる場所が加わりました。
店内には世代を超えて心に残る音や映像が並び、時にはDJイベントが開かれることも。音楽をきっかけに人が集い、自然な交流が生まれています。
宝山寺の参道を歩いた先に広がる、歴史とカルチャーが重なる空間。生駒を訪れたら、ぜひikomaniaでその空気に触れてみてください。
鳥居前駅から生駒山上駅の切符を買うと宝山寺駅で途中下車することもできます。切符を片手にまちを歩けば、お土産にもぴったりな、思いがけない出会いが待っているかもしれません。
WRITER Masaya
生駒市育ち。会社員として働くかたわら、週末は撮影活動。大阪、ニューヨーク、東京での暮らしを経て生駒へ戻りました。ライブハウスでの撮影を原点に、生駒の日常や風景、まちの魅力を写真と言葉で伝えていきます。(いこまち宣伝部10期生)












