緑ヶ丘にある湯船公民館は、毎月1回ご近所カフェになります。本格的なドリンクメニューとゆったりとした雰囲気で、ぶらりと来ることができます。

多様な世代が気軽に集える場を目指して今年の5月から緑ヶ丘自治会主催で始められました。取材当日は近所の大人と子どもがオセロ対決をしていました。

「地域のことは面倒でやりたくないと思っている方が多いと思います。私もそうでした」と中垣さん。自治会の役員となったことをきっかけにこの取り組みを始められました。「でも、少しの労力で近所が楽しくなり、ゆるいつながりが作れる。それは、安心した暮らしにつながると気づいたんです」

そんな大人たちを見て、小学生は自分の好きなものをみんなで作ろうと集まったり、高校生は運営を手伝ったりと自主的な関わりが増えてきたそう。

こうしたゆるやかな帰属意識は、自分の暮らしを心地よいものにしていくためのキーワードなのかもと気持ちのいい風を感じた、いこまち宣伝部のふみでした。

取材協力：いこまち宣伝部3期生　がっきー