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空き家が誰かの新しいスタートに。「いこま空き家流通促進プラットホーム」が成約100件を達成!

管理の負担や老朽化など、空き家を巡る課題が全国で広がる中、生駒市では空き家を次の誰かへつなぐ取り組みが実を結んでいます。

「実家を相続したけれど、どうしたらいいか分からない」
「古い家だから売れないかもしれない」
「不動産会社に相談したけれど、取り扱ってもらえなかった」

そんな悩みを抱える空き家の所有者をサポートしてきた「いこま空き家流通促進プラットホーム」。平成30年5月の設立以来、「どこに相談すればいいか分からない」という声に寄り添いながら、一つひとつの空き家と向き合い、売却や賃貸につながった物件が100件を突破しました。

 

11年間眠っていた空き家が、子どもたちの居場所に


11年間空き家だった物件が、民間学童保育所として生まれ変わった事例もあります。

この空き家は、いこま空き家流通促進プラットホームで支援を続けてきましたが、建物の構造が特殊なこともあり成約に至らない時期が続いていました。
そこで、住宅として使われていた空き家を住宅として受け継ぐ方法以外に「地域では学童保育のニーズが高まっている」という課題に着目。地域課題を解決するための活用可能性について所有者や専門家、事業者が協議を重ね、公募によって運営事業者が決定し新たな活用につながりました。

所有者からは、「地域の子どもたちの役に立てるとは思ってもいなかった。両親が住んでいた家をそのまま活用してもらえることに感謝しています」という声が寄せられました。

 

一人で悩まないための仕組み


「いこま空き家流通促進プラットホーム」は空き家の所有者と専門家をつなぐ生駒市独自の官民連携の取り組み。宅地建物取引士や司法書士、土地家屋調査士、建築士、金融機関、建築施工事業者、NPOの7業種8団体・46事業者が連携し、それぞれの状況に合わせて売却や賃貸、相続などをサポートしています。

 

生駒市の空き家率は2.6%


全国的に空き家が増える中、生駒市の空き家率は平均より低い2.6%にとどまっています。

その背景には、「いこま空き家流通促進プラットホーム」をはじめ、老朽家屋の解体支援や開発から40年以上を経過したニュータウンでの空き家の流通・賃貸化促進など、長期間放置させないための取り組みがあります。

空き家は放置すると管理の負担が増え、老朽化が進みます。一方で、誰かにとっては新しい暮らしや地域での挑戦を始める場所になる可能性も。

 

「まだ決めていない」でも相談できます


「売るか貸すか迷っている」
「相続の手続きが分からない」

そんな段階でも生駒市には気軽に相談できる制度が充実。毎月第2水曜日に開設している「空き家相談窓口」で専門家による無料相談を受けることができます。オンラインでの相談にも対応しているので、遠方在住の方も気軽にご相談ください。

また、地域での空き家活用を応援する「恋文不動産」では、社会的な活動のために空き家を借りたい人と所有者をつなぐ取り組みも行っています。

鉄工所として使われていた築80年を超える南生駒の古民家。令和7年にゲストハウス「natomi宿」として生まれ変わり、地域交流の場として再び明かりが灯りました。

空き家は地域にとって大切な資産。「どうしよう」と悩んだら、一人で抱え込まず、まずは相談してみませんか。

■空き家活用に関する記事
古民家宿オープンイベント
Webマガジン「greenz.jp」に掲載された「恋文不動産」

2026.07.28 UP

いいサイクルはじめよう、いこまではじめよう

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