地域での空き家の活用を支援するために、貸したい人と借りたい人の想いをつなげるプロジェクト「恋文不動産」。今年も「地域を元気にしてほしい」「新しいチャレンジを応援したい」という想いを持つ家主から、物件の提供がありました。

提供があったのは、近鉄菜畑駅から徒歩3分の連棟式長屋（テラスハウス）。
昭和50年に建てられた木造2階建てで、延床面積は約87㎡。2戸で1軒の建物ですが、建物内はつながっておらず、1組でまとめて借りることも、友人同士など2組で1戸ずつ借りることもできます。

9月28日（日）に開催されるこの物件見学会では、実際に物件内を見ながら建築士から改修のアドバイスを受けられるほか、間取り図や活用プランの例を参考に自分のアイデアを具体的に描くことができます。建物の中を見て空間の広さや雰囲気を体感できるため、写真や図面だけでは分からない可能性に気づき、より具体的な活用イメージが膨らみます。

「活動や事業の拠点を探している」「引っ越しを機に新しい挑戦をしてみたい」「地域とつながる暮らしをしてみたい」そんな一歩を踏み出す方を応援するこの取り組み。

恋文不動産で新しいチャレンジをしてみませんか。

今後のスケジュール（予定）
9月　物件見学会
10月　エントリー（プロフィールや活用プランを提出）
11月中旬　候補者の決定
令和8年1～2月　マッチングパーティー（想いや活用プランをプレゼン、家主が活用者を決定）

恋文不動産のこれまで

令和5年度は、築80年以上の古民家を対象に利活用希望者を募集しました。5組の応募があり、その中からゲストハウスを提案した姉妹が活用者に決定。今年4月には「natomi宿」として営業を開始し、空き家が息を吹き返しただけでなく、地域に新しいにぎわいをもたらしています。

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