【レポート】いこまちマーケット2回目を開催しました
11月24日(日)、学研奈良登美ヶ丘駅前公園で、いこまちマーケット部1期生による2回目の「いこまちマーケット」が開催されました。
3月に行われた1回目は、雨により会場が公園から室内に変更。1期生にとって初めての公園での開催となりました。
数日前までの暖かさから一変、時折小雨も降る寒い中、1,110人もの方が足を運んでくださいました。
部員イチオシのフードやドリンク、野菜、お花、雑貨、生き物、スイーツ、ビールなど、バラエティに富んだ16店舗のお店が並ぶ中、焚き火のにおいやカレーの香りがふわり。期待感が高まる中、10時にマーケットがオープンしました。
公園開催なら絶対にやりたいと皆が願っていた焚き火には、最初から最後まで自然と人が集まり、みなさんのんびりとそれぞれの時間を楽しんでいました。マシュマロやスルメを持参して楽しむお客さん、それを見て焼きたいものを買い出しして戻ってくるお客さん。マーケットで買ったサツマイモを焼き芋にするというマーケットならではの嬉しい連鎖も見られました。
焚き火に使う薪を部員が割っていると、こどもたちは興味津々。集まったこどもたちと薪割体験をしました。初めての薪割りに最初はうまくいかなくても、パカンと割れた時のぱぁっと明るくなる表情に周りも笑顔につつまれて、思わず「もう1回やってみる?」と声をかけていました。
フード類はお客さんが途切れることなく、お昼前に完売の案内が出るお店も。温かいドリンクも大人気で、一気に長い列ができていました。列の最後のお客さんに最後尾札を持っていただき、次に並ぶ方に渡していくことで、今回もちょっとした会話が生まれていました。
クリスマスイブのちょうど一ヶ月前ということで、クリスマスにちなんだ絵本やリース、シュトーレンや雑貨も会場を華やかにしてくれました。中学生の女の子がお小遣いで買ったものを、家族に「これ見て!」と言っている姿にこちらも嬉しくなりました。
プログラムは作らず、その場の空気感に合わせて始まる音楽セッションは耳に心地が良く、会場を彩るスパイスに。どなたでもどうぞ、とオープンにしていると、はじめは遠慮がちに近づく小さなこどもも楽しそうに楽器に触れたり、プロ顔負けの飛び入り参加者がいたりと、音楽を通してコミュニケーションの輪がひろがっていました。
来場者のアンケートでは、「駅前に公園があることも、ここが生駒だということも知らなかった」「子どもたちが楽しそうで良かった」「雰囲気がのんびりしていてゆっくり楽しむことができた」「鼻笛に感動した」「美味しいお店が知れたので、実店舗にも行きたい」などの感想がありました。
あまり知られていない公園での開催に不安もありましたが、多くの方に来ていただくことができました。
初めましての子どもたちが一緒に公園を走りまわる。
焚き火を囲みながら世代をこえてその空間を楽しむ。
偶然数十年ぶりの再会をはたして思い出話で盛り上がる…
目の前にあったのは、部員が描いていた「生駒の理想の日常」でした。
そして誰よりも部員がこのマーケットを楽しみました。それは出店者さんと来てくださった全ての方のお陰だなと感じています。これからも皆さんと一緒に、生駒で暮らす喜びを感じられるマーケットに育てていけたらと思っています。
皆さん、ありがとうございました。またお会いしましょう。
レポート:いこまち宣伝部4期生・いこまちマーケット部1期生 島田容子
写真撮影:いこまち宣伝部6期生 中村京子
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